MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB2015】フラッグディール・トレードの動向と情報まとめ その1

 

例年に比べ静かだったとはいえ今年も多くのトレードが「ウェーバー公示なしでトレードできる期限」となる7月31日を直前に成立しました。

 

フラッグディール・トレード情報

 

 

日本人選手の動きは無かった。上原浩治田澤純一のリーリーバーコンビは、レッドソックス再建のために必要と判断されているようだ。

 

今季終了後にFAとなる岩隈久志も注目されていたが、トレードの打診が多くあったようだが成立していない。オーナー側の意向が働いたとの情報があり、チームは再契約を視野に入れている可能性が考えられる。

 

そのマリナーズは、SPのJ.A.ハップ、内外野を守れるダスティン・アクリー、リリーバーのマーク・ロウらを放出した。

 

ヤンキースもここまでは静かだ。しかし、水面下ではクレイグ・キンブレル、アロルディス・チャップマンらの獲得に動き、キンブレルに関しては現地30日から31日にかけて交渉したようだが、30日の早い段階で交渉を打ち切ったという。

 

デビッド・プライスの争奪戦ではブルージェイズに敗れたため、先発投手を補強するのではないかとの予測が有ったが、実際の動きはなかった。

 

故障者リストに入ったマイケル・ピネダの代役は、傘下3Aからトッププロスペクトのルイス・セベリーノを昇格させて対応することにしているが、次の8月31日のデッドラインに向けて投手陣の補強は考えられる。

 

トロイ・トゥロウィツキー遊撃手の獲得という大きなトレードを成立させたブルージェイズは、ポストシーズン進出に向けて、さらなる補強に成功。デトロイト・タイガースからデビッド・プライスをトレードで獲得した。

 

プライスは今季終了後にFAとなるため、残りシーズンだけのレンタル選手となるが、打線に比べ投手陣が泣き所となっていたブルージェイズにとって大きな戦力アップとなりそうだ。