MLB メジャーリーグ物語

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ダルの手術に地元紙もエール!“ダルビッシュのさらなる成長への道が始まった”と期待

 

 

トミー・ジョン手術と呼ばれるひじ靭帯の再建手術を受けたダルビッシュについてレンジャーズの地元紙『ダラス・モーニング・ニューズ』(電子版)など複数のメディアが報じています。

 

ダルビッシュのオペをしたのは、スポーツ医学の権威として知られるジェイムス・アンドリュース医師で、損傷した右ひじの靭帯を切除し、右前腕の腱を移植。

 

レンジャーズによると、アンドリュース医師が「手術は成功に終わった」とのことで、来週にもリハビリ・プログラムを開始する予定だという。

 

ダラス・モーニング・ニュースは、レンジャーズのチームメイトのコメントを紹介。ダルビッシュの長期離脱は大きな損失としながらも、だからこそチームメイトを支えるため先発陣それぞれが力を発揮しなければならないと述べています。

 

そして、ダルビッシュは「さらに強くなって戻ってくるだろう」と、エース右腕の復活を信じる論調です。

 

トミー・ジョン手術に関しては今どき誰でも知っていることなので、詳しく説明しませんが、1974年にフランク・ジョーブ博士によって考案され第1号がトミー・ジョン投手だったことから、この名前を付けて呼ばれています。

 

米スポーツ医学誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディスン』に掲載された論文によると、1986~2012年の間にトミー・ジョン手術を施されたプロの投手は216名

 

その中で、手術後に復帰できなかったケースはわずか5件。また、復帰を果たした投手のうち179名が再びメジャーリーグの舞台で投げており、その大半が術前よりも成績が向上したということです。

 

昨年もスプリング・トレーニング開始から2014年4月15日までにトミー・ジョン手術を受けることになった主な投手に

 

  1. クリス・メドレン(ATL)
  2. ブランドン・ビーチー(ATL)
  3. ジャロッド・パーカー(OAK)
  4. パトリック・コービン(ARI)

 

がいましたが、メドレン、パーカー、コービンはいずれもチームのトップスターターで、エース格の投手でした。そこに、今季のダルビッシュが加わることになります。

 

さらに、手術を受けたピッチャーは故障の再発を避けるために投球フォームを改善する場合も多く、ダラス・モーニング・ニューズは、こういった経緯から、トミー・ジョン手術によりダルビッシュのさらなる成長への道が始まった”と期待を寄せています。