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ダルビッシュ、決断!週明けにも手術

 

MLB2015 

 

 

テキサス・レンジャーズは13日、右肘の靱帯(じんたい)を損傷したダルビッシュ有投手が17日に靱帯を修復する通称トミー・ジョン手術を受けると発表した。通常、手術後は復帰まで1年以上かかるといわれ、今季の出場は絶望的となった。

 

 

ダニエルズGMは、ダルビッシュの様子について「状況をしっかり把握して、頭の中も整理がついているようだ。球団、本人、医師の3者すべてが同じ意見でまとまっている」と話した。

 

昨年、同じように右肘靱帯の部分断裂を負った田中将大は、PRPと呼ばれる自己多血小板血漿療法を受けて、約2か月半後には戦列復帰を果たしている。ダルビッシュの場合、この治療法を含むリハビリでの治療は選択されなかった。

 

ダルビッシュは、昨年8月に負った右肘の怪我でIR入りして、戦列復帰はなかった。「靱帯周辺が炎症を起こしている」という状態で、患部を休ませて炎症が引いたことを11月のMRI検査でも確認し、オフには投球プログラムを開始した。

 

肘にメスを入れたレッドソックス田澤純一も球団から送られてくるプログラムにしたがって日本でトレーニングをしている。もちろん手術をした選手とそうでない選手とではプログラムは違うはずだ。

 

専門サイトによれば、一度切れた靱帯は自然治癒することがない。靱帯がそれ以上に切れることを避けるため、もしくは幹部の損傷を最小限に保つため、靱帯周辺の組織や筋力をアップさせることはできるが、対処療法に過ぎず、根本治療にはならないらしい。

 

ダルビッシュ本人にとっても、今このタイミングで手術を受けた方が得策という意見もある。来週早々に手術を受ければ、早ければ来季前半にメジャー復帰の可能性がある。手術後すぐに肘の状態や成績が安定することは難しく、復帰したその年は大半の投手が「調整」の期間に充てている。なじむまで2年はかかる。

 

昨日も書いたが、ダルビッシュの場合、あと3年契約が残っている。15年にリハビリ、16年に調整期間、17年にフル出場というのがチームの「ダルビッシュ再建プラン」かもしれない。

 

ダルビッシュも17年のシーズン終了後にフリーエージェント(FA)になることを考えると、その年は安定したパフォーマンスを披露しておきたい。ただし、よほどの事がない限り価値は下がり、契約条件は悪くなる。

 

また、レンジャーズは回復プログラムに実績がある球団でもある。そういったことも相まって「来週にも手術」は規定路線になりつつあった。

 

 

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